中学入試と単位換算の役割

中学入試と単位換算の役割

中学入試を目指す塾では、小3や小4などの比較的早い段階で、体積や面積、長さなどの単位換算の訓練を徹底させます。
単位換算は算数のみならず理科の問題を解くうえでも不可欠なスキルであることが理由の1つです。

 

また、単位換算は単なる計算とは異なり、単位同士の換算比率を理解したうえでの計算処理となることから、スピードの差がつきやすくなります。
早期から訓練しておくことで他の受験生よりもスピーディーに換算することができ、算数や理科のテストで余剰時間を生み出しやすくなります。

 

時間が余れば見直しをする余裕が生まれます。
中学入試では高校入試や大学入試よりも科目数が少ないケースがほとんどなので、必然的に得点は合格最低点付近に集中しやすくなります。
そのため、見直しチェックをして1点のミスを取り戻すことが合否の分かれ目になることも多くあります。
単位換算はまた、小数点を含む数や大きな数を扱う訓練にもなります。

 

中学入試算数では高度な処理能力や思考力が求められます。
数値の処理において脳を訓練しておけば、文章題での条件処理などの際にも柔軟に脳を活用しやすくなります。

 

小学生の脳は非常に柔軟で吸収力に富んでいるため、高速で処理する習慣づけを行っておくことでほかの科目にも良い影響を与えます。
単位換算自体は単純な仕組みではあるのですが、他の分野や科目へのプラスの波及効果が期待できるため、初期の中学入試対策として重要な役割を果たしています。